自動掃除ロボットの「モックアップ」として紹介している
自動掃除ロボットの「モックアップ」として紹介している
[画像のクリックで拡大表示]
搭載する機能も紹介している
搭載する機能も紹介している
[画像のクリックで拡大表示]
会場に多数の機種を並べている
会場に多数の機種を並べている
[画像のクリックで拡大表示]
展示した機種の一つ
展示した機種の一つ
[画像のクリックで拡大表示]

 韓国Samsung Electronics社は、IFA 2012の会場ブースに、同社の自動掃除ロボットを出展した。また、同ロボットの内部構造が把握できるスケルトン・モデルを参考出展した。

 内部の基板上には、オランダNXP Semiconductors社のLSIや、韓国Telechips社のLSIなどが実装されており、ロボットの制御などに利用されているとみられる。

 Samsung社が「Visionary Mapping Plus System」と呼ぶシステムの回路も備える。同システムは、ロボットが備えるカメラで15フレーム/秒の速度で画像を撮影し、部屋のマップを自動的に構成するもの。このマップ情報に基づき、部屋全体を掃除する上で最適と考えられる掃除ルートを算出するという。最適ルートを記録することも可能という。

 IFA会場では、多数の実機による実演を行った。ロボットの厚みが薄いことを強くアピールしていた。