パナソニックは、裸眼での3D映像の視聴に対応する103型のPDPをIFA 2012に出展する。開幕を前に、2012年8月29日に同社が開いた記者会見で、登壇した同社 グローバルコンシューマー マーケティング部門 AVCマーケティング本部 本部長の西口史郎氏が明らかにした。103型は裸眼3Dディスプレイとして業界最大とする。
3Dディスプレイ関連ではこの他、「Interactive Multiview 3D System」と呼ぶ技術を出展する。PDPの近くに置いたタッチ・パネルを操作することで、物体のあらゆる(360度)方向からの3D映像を視聴できるもの。「アート・ギャラリーや医療現場などでの利用に向くと見ている」(パナソニック)。3D映像の視聴には専用のメガネを必要とする。
2D対応品に関しては、高精細パネル技術をアピールする。8K×4K(7680×4320)画素のスーパーハイビジョン(SHV)に対応する145型PDP(Tech-On!関連記事)や、4K×2K(3840×2160)画素のIPS方式の20型液晶パネルなどを展示する予定だ。