NLTテクノロジーは、オンセル型タッチ・パネルの雑音対策の新技術について、米国ボストンで開催中の「SID 2012」で発表した[論文番号:37.2]。同社は、カラー・フィルタ基板と偏光板の間の帯電防止用ITO膜をタッチ検出のための表面電極として利用する、独自のオンセル型タッチ・パネルを2010年のSIDで発表している。このときの画面サイズは3.5型だった。しかし、画面サイズを大型化すると液晶パネルからの雑音が顕著になり、タッチ・パネルの誤動作につながるという問題があった。これを解決するために、同社は今回の雑音対策技術を新たに開発した。
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