• BPnet
  • ビジネス
  • PC
  • IT
  • テクノロジー
  • 医療
  • 建設・不動産
  • TRENDY
  • WOMAN
  • ショッピング
  • 転職
  • ナショジオ
  • 日経電子版
家電・モバイル ボリュームゾーンの最新動向を知る
 

名刺サイズの“3000円パソコン”が出荷開始、25万台超の予約待ち解消へ

三宅 常之=Tech-On!
2012/04/17 08:35
1/1ページ
テレビとキーボードをつないで動作中のRaspberry Pi。左が英RS Components社のLee氏。右はアールエスコンポーネンツ テクニカル マーケティング部 テクニカル マーケティング エンジニアの宮原祐人氏。
テレビとキーボードをつないで動作中のRaspberry Pi。左が英RS Components社のLee氏。右はアールエスコンポーネンツ テクニカル マーケティング部 テクニカル マーケティング エンジニアの宮原祐人氏。
[クリックすると拡大した画像が開きます]
シングルボード・パソコン「Raspberry Pi」。英RS Components社が35米ドルで発売した「Type B」。これをアールエスコンポーネンツが販売し、価格は3400円である。
シングルボード・パソコン「Raspberry Pi」。英RS Components社が35米ドルで発売した「Type B」。これをアールエスコンポーネンツが販売し、価格は3400円である。
[クリックすると拡大した画像が開きます]

 名刺サイズのパソコン「Raspberry Pi」の出荷を始めると、販売代理を担う英RS Components社が明らかにした。日本でも同社日本法人のアールエスコンポーネンツが販売することを決めており、価格は3400円である。

 Raspberry Piは、コンピュータ教育を促すことを目的に、英Raspberry Pi財団が開発したシングルボード・パソコンである。マイクロプロセサとしてARMコア搭載チップ、OSにはLinux(Debian)を実装している。ストレージはSDカードで、家庭用テレビをディスプレイとする。ボード寸法を85.6mm×53.98mm(高さは17mm)と名刺サイズ並みに小型としているうえ、価格を25米ドルや35米ドルなど3000円程度に抑えている。

 2012年2月の受注開始後、RS Components社のもとには注文が相次ぎ、現時点で25万台を超える予約を抱えている。フル生産を続け、このほどEMC規制などに準拠することも確認、出荷を始められるようになった。同社は、まずは発売初期に予約した顧客へ出荷することを順次伝えている。今からでも同社のウェブサイトから購入申し込みが可能で、現在申し込んだ顧客に対しては2012年中のできるだけ早い時期に出荷できるようにする。

 RS Components社は、同社が展開している開発技術者向けコミュニティ・サイト「DesignSpark」から開発ツールや周辺ハードウエアなども提供する。ソフトウエアを無償で、ハードウエアも安価で用意することによって、学生や個人が設計しやすい環境を整える。同社は、Raspberry Piでは利益を求めないが、このサイトのユーザーを増やすことによって、電子部品の通信販売事業の長期的な収益拡大を期待している。

 Raspberry Piのマイクロプロセサは「ARM1176JZFS」搭載の米Broadcom社製「BCM2835」。1Gピクセル/秒のGPUによりH.264 high-profileのフルHD動画を復号化できる。プロセサの動作周波数は800MHz。発表当初の700MHzから高くした。RAM容量は256Mバイト。Ethernet、HDMI、コンポジットRCA端子、USB 2.0、3.5mmのオーディオ出力、電源供給に使えるmicroUSBなどのインタフェースを備える。

 ARMコアを採用したのは、「Linuxが最適化されていて安定して動作すること、市場で多く使われていること」(Asia Pacific Technical Marketing Manager, ElectronicsのEric Lee氏)などによる。低価格で提供するため「Coretex」シリーズといった高性能コア搭載品は選ばなかった。

【技術者塾】(2/23開催)
シグナル/パワーインテグリティーとEMC

〜高周波・低電圧設計に向けたノイズの課題と対策〜


本講座では、設計事例を基に、ノイズ対策がなぜ必要なのかを分かりやすく解説します。その上で、シグナルインテグリティー(SI)、パワーインテグリティー(PI)、EMCの基礎知識ならびにそれらがノイズ課題の解決にどのように関係しているかを、これまでの知見や経験に基づいた具体例を踏まえつつ解説を行います。 詳細は、こちら
日程 : 2016年2月23日
会場 : 化学会館
主催 : 日経エレクトロニクス
印刷用ページ
コメントする
コメントに関する諸注意(必ずお読みください)
※コメントの掲載は編集部がマニュアルで行っておりますので、即時には反映されません。

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾
  • スポーツイノベイターズオンライン

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング