日本ガイシは、口径4インチのGaN基板を2012年中に市場投入する目標を明らかにした。現在2インチ品をサンプル出荷中である。2012年3月上旬に開催された「第4回LED Next Stage 2012」に、同社はGaN基板の試作品を出展し、その事業計画などを説明していた(図1)。日本ガイシは、LEDチップやパワー半導体向けにGaN基板を開発している。GaN基板市場では、住友電気工業がトップシェアを誇り、三菱化学がそれを猛追している。競合がひしめく中で、「GaN基板事業に注力し、同市場に食い込んでいきたい」(説明員)考えだ。
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