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【AABC】パナソニックやGSユアサ、SCEなどが定置用蓄電池について講演

2012/02/10 07:30
狩集 浩志=日経エレクトロニクス
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 「AABC 2012」(米国Orlando、2012年2月6〜10日)の併設カンファレンス「LLIBTA」では、定置用蓄電池のセッションである「Advanced Batteries for Stationary Applications」が開催され、日本からはパナソニックとGSユアサが登壇した。

 パナソニックは、三洋電機が約50億円を投じて2010年に完成させた「加西グリーンエナジーパーク」について講演した。1MWの太陽光発電システムや1.5MWhのLiイオン2次電池を用いた蓄電システムの紹介をはじめ,省エネ機器と組み合わせてエネルギーを最適制御する「スマートエネルギーシステム(SES)」について説明し、加西工場でピーク電力を最大17%削減した事例について紹介した。

 GSユアサは、2kWの太陽光発電と16kWhのLiイオン2次電池を組み合わせた急速充電システムや、40Ahのセルを98個用いた無停電電源装置(UPS)について説明した。また、容量1MWh、出力1MWの電力網向けの蓄電システムについても紹介した。50Ahのセルを12個用いたモジュールを475個使っている。電圧は500V。出力250kWのインバータを4台利用する。

 同セッションではこの他、米国の電力関連の研究所であるElectric Power Research Institute(EPRI)や,米カリフォルニア州の電力大手であるSouthern California Edison(SCE)社をはじめ、ドイツの研究機関であるFraunhofer Institute for Solar Energy Systemが講演した。

 このうち、SCE社は電力網に接続する実証プロジェクト「Tehachapi Storage Project(TSP)」(2010〜2014年)や地域の配電網に接続する実証プロジェクト「Irvine Smart Grid Demonstration(ISGD)」(2010年〜2014年)、家庭用蓄電システムの検証プログラム「Home Battery Pilot(HBP)」(2011年〜2014年)について紹介した。TSPは32MWh、ISGDは100kWhのLiイオン2次電池(A123 Systems社製)を設置して検証していく。HBPはプラグイン・ハイブリッド車に用いられているLG Chem社製のLiイオン2次電池を活用しているという。容量は10kWhである。

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