米ITC(International Trade Commission:国際貿易委員会)は2011年12月19日、台湾HTC社製の端末の一部に対し、米国への輸入を差し止める判決を下した(判決資料)。この判決は、米Apple社がHTC社に対して特許侵害を訴えていた訴訟の結果である。

 ITCは、HTC社製の端末の一部が、Apple社が持つ米特許5,946,647「System and Method for Performing an Action on a Structure in Computer-Generated Data」の特許クレーム1と同8を侵害していると認定した。輸入差止めの命令は、2012年4月19日から有効だとする。