米Google Inc.の日本法人であるグーグルは、デパートや駅などの屋内の構内地図を表示できる「インドアGoogleマップ」の提供を、2011年11月30日に日本とアメリカで始めたことを発表した。日本では、デパートや駅構内、空港など100施設以上の構内地図を見ることができるという。今後Google社は、世界中の様々な屋内の地図をユーザーに提供することを目指す。

インドアGoogleマップは、屋内地図とともに、端末の位置を示す「My location」のアイコンを表示できる。複数階の建物の場合でも、どのフロアかを自動に判別する機能も備えているという。Android 2.2以上を搭載するスマートフォンで、Googleマップ6.0以上を利用する場合に、インドアGoogleマップの表示が可能となる。

 日本におけるインドアGoogleマップの対象施設は次の通り。
【商業施設、デパート、その他施設】伊勢丹、ヴィーナスフォート、小田急百貨店、京王百貨店、Shibuya 109、109 MEN’S、西武、大丸、高島屋、デックス東京ビーチ、東急百貨店、東武百貨店、プランタン銀座、松坂屋、松屋、マルイ、三越、東急ハンズ、ららぽーと豊洲、レミイ五反田、丸ビル、新丸ビル、丸の内OAZO、丸の内ブリックスクエア、東京ビルTOKIA、東京ミッドタウン、日本科学未来館。
【交通機関】JR山手線・中央本線・総武線・埼京線・京浜東北線 東京都23区内 主要駅 、東急東横線・東急田園都市線・東急大井町線 主要駅、羽田空港、成田空港

今後は、次の施設が追加になる予定という。
【商業施設】アークヒルズ、六本木ヒルズ、サンシャインシティ、アクアシティお台場、東急ハンズ、ららぽーとTokyobay
【交通機関】都営地下鉄 全 101 駅、JR 山手線・中央本線・総武線・埼京線・京浜東北線 東京都・千葉県内 77 駅 、東急電鉄 全 98 駅