FeliCa搭載のリモコンを介してWellnessLINK対応健康機器で取得したデータをテレビに転送できる
FeliCa搭載のリモコンを介してWellnessLINK対応健康機器で取得したデータをテレビに転送できる
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 オムロン へルスケアは、2010年11月に開始した個人の健康管理を支援するWebサービス「WellnessLINK(ウェルネスリンク)」を、テレビに対応させる。第1弾として、ソニーのインターネット機能搭載の液晶テレビ「BRAVIA」への対応を2011年10月初旬に始める。

 WellnessLINKは、体重や血圧、歩数、活動量などの測定データをWebで管理すると同時に、データを基にしたサービスが受けられる無料の会員制健康管理サービス。2011年9月1日現在で、会員数は5万人を超えているという。これまでは、パソコンや携帯電話機に対応していた。

 今回、「リビングでの健康管理」「大画面での健康管理」という新たな使い勝手を提供するため、テレビへの対応を図った。テレビ対応の主なサービスは以下の通り。

1)にっぽん健康情報マップ
全国のWellnessLINKユーザーの健康情報を地域や都道府県ごとに表示する。毎日更新される「にっぽん健康情報マップ」によって、楽しみながら健康管理を続けられるようにした。

2)測定データの転送
WellnessLINK対応の体組成計や血圧計からFeliCa搭載のテレビ用リモコンを用いてBRAVIAにデータを転送できる。WellnessLINK対応機器を持っていない場合は、リモコンを使って測定データを入力できる。

3)マイグラフ表示
テレビ画面上に測定データをグラフ表示する。

 なおオムロン へルスケアは、「今後もソニーの商品との連携を図った新しい健康サービスの拡大を目指し、検討を進めていく」としている。