HOYAのポータブル内視鏡「ペンタックス ポータブルマルチスコープ」
HOYAのポータブル内視鏡「ペンタックス ポータブルマルチスコープ」
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 HOYAとオリックス・レンテックは、医療機器のレンタル・サービスを開始する。まずは、2011年9月1日にHOYAのポータブル内視鏡「ペンタックス ポータブルマルチスコープ」のレンタルを始める。

 このポータブル内視鏡は2010年に発売されたもので、既に多くの医療機関で採用されている。医師が持ち運ぶことができ、介護施設などの往診先でカテーテルの留置位置を確認できる機器である。このため、月に1回程度の介護施設への訪問時にのみ使用したいという医療機関からの要望も多いとする。そこで今回、HOYAはオリックス・レンテックと共同でレンタル・サービスを開始することにした。新しいサービスの提供によって、ポータブル内視鏡の利用機会を広げることを狙う。

 レンタルは、最短1週間から可能である。要望に応じて、1年以上の長期契約にも対応するという。レンタル料金は、1週間2万円(送料・消費税別)である。購入するのに比べて、初期の導入費用負担を大きく減らせる。