東芝は2011年8月10日に開催した同社 セミコンダクター＆ストレージ社の事業説明会において、ディスクリート半導体事業の一環として手掛けているパワー半導体について、市場シェアで首位奪取を目指す決意を語った。社会インフラや自動車向けなどで市場の大きな伸びを見込んでいることから、「パワー半導体に大きなリソースを投入しており、数年のうちに業界首位をキャッチ・アップして他社をリードする存在になりたい」（東芝 執行役上席常務でセミコンダクター＆ストレージ社社長の小林清志氏）という。現在、同社の市場シェアは業界3位。独自のデバイス・プロセス技術や大口径化などを競争力の源泉として、シェア向上を目指す考えだ。
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