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HOMEエレクトロニクス機器 > Apple社が「iCloud」とiOS 5を公開、クラウドとの連携を強化

Apple社が「iCloud」とiOS 5を公開、クラウドとの連携を強化

  • Phil Keys=シリコンバレー支局
  • 2011/06/07 12:40
  • 1/1ページ
「iCloud」の「iTunes Match」機能を説明するSteve Jobs氏
「iCloud」の「iTunes Match」機能を説明するSteve Jobs氏
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iTunes in the Cloudによって、以前iTunesから購入した楽曲を別のiOS対応端末にダウンロードできるようになる
iTunes in the Cloudによって、以前iTunesから購入した楽曲を別のiOS対応端末にダウンロードできるようになる
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Apple社、Vice President of Applications and Internet ServicesのEddy Cue氏(右)が、「Photo Stream」を実演。iPhoneで撮影したおもちゃは自動的にiPadに表示される。
Apple社、Vice President of Applications and Internet ServicesのEddy Cue氏(右)が、「Photo Stream」を実演。iPhoneで撮影したおもちゃは自動的にiPadに表示される。
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iOS 5では、一回認証したらTwitterの情報を複数のアプリで利用できる。
iOS 5では、一回認証したらTwitterの情報を複数のアプリで利用できる。
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iOS 5対応「Safari」の記事をブックマークする機能
iOS 5対応「Safari」の記事をブックマークする機能
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iOS 5の新機能の一部
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 「多くの人が、クラウドは単なる大型のHDDと考えている。だが、実際にはそれ以外に豊富な機能を持っている」。米サンフランシスコで開幕した米Apple社の開発者向けイベント「Worldwide Developers Conference 2011(WWDC)」の基調講演で、同社CEOのSteve Jobs氏は、「iCloud」と呼ぶクラウド型サービスについて説明した(発表資料)。2011年秋に正式に公開される予定だ。基調講演ではiPhoneやiPad向けのiOSの新バージョン「iOS 5」(発表資料)や新Mac OS「Mac OS X Lion」(発表資料)も発表。こちらもクラウドとの連携を強化しており、Apple社がクラウド型サービスへのシフトを加速していることが鮮明になった。

 「iCloud」に含まれる「iTunes in the Cloud」という機能は、米Amazon.com社の「Cloud Drive」(Tech-On!関連記事)と米Google社の「Music Beta」(Tech-On!関連記事)と類似の発想に基づく。iTunes in the Cloudは、ユーザーが以前iTunesから購入した楽曲ファイルをユーザーが保有するiOS対応の端末やiTunes搭載パソコンにダウンロードできる。新しく楽曲を購入した場合は、同じ端末群でその曲が自動的に同期される。

iTunes in the Cloudには、ユーザーが端末側で保有する楽曲ファイルを分析する「iTunes Match」機能もある。端末に保存された楽曲ファイルがiTunesのライブラリに含まれている場合、その楽曲はユーザーのiTunes in the Cloudライブラリに自動的に追加される。もし、iTunesライブラリに含まれていない場合は、iTunes in the Cloudにその楽曲をアップロードする機能もある。

Apple社は、iTunes in the Cloudに対応する端末が、クラウドを介してすべての楽曲をダウンロードできる環境の実現を目指す。ただし、iTunes in the Cloudは他社のサービスとは異なり、楽曲をストリーミングする機能を提供していない。

Apple社は、iOS 4.3.3対応端末およびiTunes 10.3対応のiTunes in the Cloudのベータ版を米国市場に限定して2011年6月6日に公開する。ただし、ここにはiTunes Match機能は含まれない。iTunes Match機能を含む正式バージョンはiOS 5.0に対応し、2011年秋ごろに公開する予定だ。iTunes in the Cloudの利用は無料だが、iTunes Matchの利用には、一年間で24.99米ドルを課金する。

iCloudには、ユーザーが「App Store」から購入したiOS対応アプリや「iBookstore」から購入した電子書籍コンテンツ、さらにiOS端末で撮影した写真を「Photo Stream」経由でユーザーの端末と同期する機能もある。「iCloud Backup」は、iOS端末のファイルをオンラインにバックアップし、「iCloud Storage」は、Apple社のアプリもしくはiCloud Storage APIを採用するアプリで作成したワープロ文書などを保存して、端末と同期する。従来、「MobileMe」という名称で提供していた、ユーザーの住所録やカレンダー情報、電子メールを提供するサービスの機能も含む。iCloudは、iOS 5やMac OS X Lionに対応する。

iOS 5はTwitterを統合

 iOS 5には、いくつかのクラウド型サービス機能を取り込んだ。例えば、ミニブログの「Twitter」を統合し、Twitterからの情報をiOS 5で取得できるようになる。ユーザーは一回の認証で、Twitterの情報を利用するiOS 5対応の複数のアプリを利用できる。iOS 5対応のSafariブラウザーでは、ユーザーがWebサイトに掲載されたオンライン記事のブックマークをiCloudに保存できる。

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