「遺体の発見はできなかった」。国際レスキューシステム研究機構(IRS)は2011年4月24日に開催した記者発表で、東日本大震災の被災地における活動の詳細を明かした(Tech-On!関連記事1、Tech-On!関連記事2)。活動は主に、水中探査ロボットを活用した港湾部における海中障害物の調査と、遺体の探索などに充てられた。IRSは、米ロボット支援探査救助センター(CRASAR)と合同チームを結成するなどして、国産ロボットを含む複数の水中探査ロボットを投入。海中障害物の調査は一定の成果を得たものの、遺体の発見はかなわなかった。
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