トヨタ自動車は2011年4月22日、国内と海外の生産が正常化するのは同年11月~12月ごろになる見通しを示した。同社は現在、震災による部品の調達不足の影響で、国内で通常の5割程度、海外で4割程度の水準で工場を稼働している。調達の見通しが立ち、稼働率が上がり始めるのが国内で7月以降になる。海外の場合、部品の輸送に時間が掛かるため8月以降になるという。そして、11月ごろに「当初の計画通りに部品調達ができそうだ」(トヨタ)とする。トヨタの2011年の生産計画台数は770万台だが、これを大幅に割り込むのは確実とみられる。
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