MRG-SGLプレカーサー(MSP)は、製造拠点を置く三菱レイヨンの大竹事業所で、2011年4月から炭素繊維の原料であるPAN(ポリアクリロニトリル)系炭素繊維プレカーサの量産を開始した。MSPは三菱レイヨンと黒鉛材料、炭素繊維複合材料の製造販売を手がけるドイツSGL Group-The Carbon社(SGL)の合弁会社である。出資比率は三菱レイヨンが66.66%、SGL社が33.34%。
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