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 韓国Samsungグループ9社と協力会社5208社は2011年4月13日、共に成長することを旗印に、パートナー契約を締結した。同日開催された公正取引と“同伴成長”に関する協約式には、グループ9社と1次協力会社および2次協力会社の代表者、さらに政府関係者など250人あまりが参加した(韓国語のニュース・リリース)。

 協約式に参加したグループ9社は、Samsung Electronics社、Samsung SDI社、Samsung Mobile Display社、Samsung Electro-Mechanics社、Samsung Corning Precision Materials社、Samsung SDS社、Samsung Heavy Industries社、Samsung Techwin社、Samsung C&T社の建設部門である。政府関係などでは、公正取引委員長のキム ドンス氏、同伴成長委員会委員長のチョン ウンジャン氏、大韓商工会議所会長のソン ギョンシク氏、中小企業中央会会長のキム ギムン氏、全国経済人連合会常勤副会長のジョン ビョンチョル氏、普及小企業協力財団事務総長のジョン ヨウンテ氏らが出席した

 Samsungグループからは、未来戦略室長のキム スンテク氏、Samsung Electronics社のチェ ジソン氏、同社副会長のイ ユンウ氏、Samsung Electro-Mechanics社社長のパク ジョンオ氏、Samsung Techwin社社長のオ チャンソク氏や、協力会社の代表165人が参加した。13日の協約式では、Samsungグループ9社が1次協力会社3021社と協約を結び、さらに1次協力会社が2次協力会社2187社と契約を締結、合計5208社の協力会社が契約を結んだ。Samsungグループは、2次協力会社との契約を締結した1次協力会社にインセンティブを提供することにより、協力会社を増やすことに力を入れている。

 Samsungグループは今回の協約を通じて、協力会社の財務健全化のために合計6100億ウォンを支援する。これは1860億ウォンの研究開発費の支援を含む。また、これまで協力会社に月2回支給していた支援金の支払いを3回に増やすなど、支援体制を強化する。