米Maxim Integrated Products, Inc.は,携帯型電子機器のUSB接続の有無を識別する機能を搭載したアナログ・スイッチIC「MAX14566E」を発売した。このICを使えば,ノート・パソコンがスリープ/休止モードに入っていても,それに接続した携帯型電子機器にUSB充電を実行することが可能になる。ハードウエアのみで自動的に検出するため,ソフトウエアは不要である。USBポートのD+端子とD−端子の短絡で携帯型電子機器の接続有無を検出する「USB Batter Charging Specification Revision 1.1」と中国の「CCSA YD/T 1591-2006」規格のほか,バイアス抵抗を使う米Apple Inc.の携帯型電子機器に対応する。

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