国際半導体製造装置材料協会(SEMI)と日本半導体製造装置協会(SEAJ)は,「Worldwide SEMS Report」(半導体製造装置の世界販売高統計)の2010年第3四半期(2010年7~9月)分を発表した。発表データから算出したBB比は,市場の好不調を判断する目安となる“1”を,依然として超えている。ただし,4四半期連続で1.2以上を継続していた状況から急落し,今期は1.11だった。一方,売上高は直近のピークだった2007年第3四半期(2007年7~9月)と同水準の111億米ドル台に達した。ただし,その内容を地域別に見ると前回ピークとは大きく変わったことが分かる。
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