世界半導体生産キャパシティ統計(SICAS)の2010年第3四半期(2010年7~9月)分が発表になった。2009年第1四半期(2009年1~3月)から対前年同期比で減少が続いていた半導体量産ラインのウエハー処理能力は,2010年第3四半期に1年半ぶりに増加した。これまでは,一部の半導体メーカーの増産投資が動き出していたが,旧世代ラインの破棄に打ち消されてウエハー処理能力は減っていた。ここへ来て旧世代ラインの破棄が一段落したことから,ウエハー処理能力が増加に転じている(Tech-On!関連記事)。
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