4型有機ELディスプレイを搭載する「GALAXY S」と7型液晶ディスプレイを搭載する「GALAXY Tab」
4型有機ELディスプレイを搭載する「GALAXY S」と7型液晶ディスプレイを搭載する「GALAXY Tab」
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GALAXY Sを掲げるNTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏
GALAXY Sを掲げるNTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏
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HDMI端子を持つGALAXY Tab用のクレードル。日本での発売は未定
HDMI端子を持つGALAXY Tab用のクレードル。日本での発売は未定
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GALAXY Tab用のキーボード。日本での発売は未定
GALAXY Tab用のキーボード。日本での発売は未定
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 NTTドコモは2010年10月5日,韓国Samsung Electronics Co., Ltd.が開発したAndroid搭載スマートフォン「ドコモ スマートフォンGALAXY S」と「ドコモ スマートフォンGALAXY Tab」を発表した。GALAXY Sは4型有機ELディスプレイ,GALAXY Tabは7型液晶ディスプレイを搭載する。NTTドコモ 代表取締役社長の山田隆持氏は「iPhoneに十分競合できると確信している」と自信を語った。

 発売時期は,GALAXY Sが2010年10月下旬,GALAXY Tabは同年11月下旬である。GALAXY Sは同年10月15日から事前予約を受け付ける。

 いずれもAndroidの最新版である2.2を搭載し,Flash 10.1に対応する。iモードと同じメール・アドレスを利用できる「spモード」や,ドコモが2010年10月下旬に開始する「電子書籍のトライアル・サービス」に対応。「Android Market」「ドコモマーケット」「SAMSUNG Apps」からアプリケーション・ソフトウエアをダウンロードして利用できる。両機種とも16Gバイトのフラッシュ・メモリと1GHz動作のアプリケーション・プロセサを搭載し,Bluetooth 3.0に対応する。

 GALAXY Sは,最薄部が9.9mmで重さが118gと薄型軽量が特徴。有機ELディスプレイの画素数は480×800。約500万画素のCMOSカメラを搭載し,HD動画の撮影と再生に対応する。

 GALAXY Tabは形状はタブレット端末だが,通話機能を持つためドコモではスマートフォンと位置付けている。液晶ディスプレイの画素数は1024×600。厚みは12.1mmで重さは約382g。約320万画素のCMOS外側カメラと約130万画素のCMOS内側カメラを搭載。4000mAhの大容量2次電池を内蔵し,最長約7時間の連続動画視聴や最長約14時間の連続通話が可能である。

 なお,発表会ではGALAXY Tab用のオプションとしてHDMI端子を持つクレードルやキーボードも展示されていたが,これらの日本での発売は未定だという。