Continua Health Allianceのロゴマーク
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 健康管理関連の非営利団体であるContinua Health Allianceは,健康機器と電子機器の相互接続などを図るための設計ガイドラインの最新版「2010 Design Guidelines」を発表した。現行の設計ガイドライン(Tech-On!関連記事)のアップデート版となる。

 今回の設計ガイドラインで追加された主な仕様は,以下の通りである。

・パソコンや携帯電話機などのデータ管理機器と,健康情報を記録する外部サーバーなどを接続するためのネットワーク(WAN)のインタフェース仕様

・対応する健康機器の追加。具体的には,ピーク・フロー・メーター(吐く息の速さを測定して喘息などの症状の度合いを調べる機器)と,服薬アドヒアランス用のモニター(正しく薬を服用しているかをモニタリングする機器)の二つを追加

・健康機器と電子機器の相互接続用インタフェースとして,ZigBeeを追加

 なおContinua Health Allianceは,同団体に米Microsoft Corp.が参加したことを発表した。同社は,健康情報管理サービス「Health Vault」を展開している。今後,同サービスとContinua対応機器の連携が進むことが見込まれる。