三菱電機は,有機ELで100型を超える大型映像表示装置が実現可能な,有機EL発光素子の標準モジュールを9月21日に発売すると発表した。標準モジュールの寸法は384mm(横)×384mm(縦)×99mm(奥行き)であり,このモジュールを縦横に複数並べることで,100型を超える大画面ディスプレイを実現できる。奥行きは100mmを切る。同社は,このモジュールによって構成した大型ディスプレイを「オーロラビジョンOLED」と呼ぶ。商業施設や交通・公共施設など屋内に設置する,デジタル・サイネージと呼ばれる大型ディスプレイ用途を想定している。

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