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InfineonがTD-LTEに向けたRFトランシーバICを開発,2010年末にも出荷へ

2010/08/31 08:00
蓬田 宏樹=日経エレクトロニクス
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 ドイツInfineon Technologies AGは,次世代移動通信規格「LTE」の時分割多重仕様である「TD-LTE」に向けたRFトランシーバICを開発,2010年末にもサンプル出荷する方針を明らかにした。名称は「SMARTi LU TDD」の予定。

 Infineon社は既に,FDD(frequency division duplexing)方式のLTEに向けたRFトランシーバIC「SMARTi LU」をサンプル出荷済み(Tech-On!の関連記事)。同ICは受信2および送信1のMIMO(multiple input multiple output)に対応し,下り最大150Mビット/秒,上り最大50Mビット/秒の速度がある。Infineon社はこれに加えて,TD-LTE対応のICも製品化することで,中国など同方式でのサービスを予定する地域での利用拡大を目指す考えだ。

 TD-LTEは,次世代の移動通信方式の一種。一般的なLTEが上り方向(携帯電話機から基地局)と下り方向(基地局から携帯電話機)の通信に異なる周波数チャネルを使う周波数分割多重(FDD)方式であるのに対し,TD-LTEでは上り方向と下り方向に同一の周波数チャネルを使う時分割多重(TDD:time division duplexing)方式を利用する。

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