2010年も半ばを過ぎ,各社の事業運営はリーマンショックへの緊急対応から通常対応に移行しつつある。これに伴い,足元の景気対策から将来の成長戦略に重心を移す企業が増えてきた。米Keithley Instruments, Inc.もそのような企業の一つといえる。同社の業績はリーマンショックによって大きく悪化した。2009年度(2008年10月~2009年9月)の売上高が対前年度比-33%の1億250万米ドルに落ち込むといった具合である(Tech-On!関連記事)。これに対し,同社は大規模なリストラを敢行,2事業から撤退するとともに700人だった従業員を500人まで絞り込んだ。この結果,2010年度第1四半期(2009年10~12月)に黒字化を達成,同第2四半期(2010年1~3月)も「売上高は横ばいながら営業利益は10%強」(同社Vice President MarketingのMark Hoersten氏)になっている。このような同社に,今後の成長が期待できる事業領域などについて聞いた。

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