写真は有機ELパネル搭載の「HTC Desire SoftBank X06HT」
写真は有機ELパネル搭載の「HTC Desire SoftBank X06HT」
[画像のクリックで拡大表示]

 ソフトバンクモバイルは,米Google, Inc.のソフトウエア基盤「Android」を搭載したスマートフォン「HTC Desire SoftBank X06HTII」を発表した(ニュース・リリース)。端末の開発は,台湾High Tech Computer Corp.(HTC)が手掛けた。発売済みの「HTC Desire SoftBank X06HT」の後継機種。ディスプレイを有機ELパネルから液晶パネルに変更した以外に,仕様面での変更はない。2010年8月3日に予約受付を開始し,9月下旬以降に発売する。X06HTの予約受付は,7月29日で終了する。

 同時に,X06HTIIとX06HT向けに,ソフトバンクモバイルの電子メール・サービス「S!メール」を利用できるアプリケーション・ソフトウエア(アプリ)を2010年9月中旬以降に提供すると発表した。Google社が運営する「Android マーケット」から無償でダウンロードできる。

 スマートフォンなどに搭載されるアクティブ・マトリクス型の有機ELパネルは,韓国Samsung Mobile Display Co., Ltd.(SMD社)がほぼ独占的な市場シェアを持っている。親会社である韓国Samsung Electronics Co.,Ltd.は,スマートフォンへの有機ELパネル搭載を進めているため,供給不足が懸念されていた。