GSユアサら,電気自動車用Liイオン電池を再利用へ,太陽電池と蓄電池を組み合わせた急速充電器を開発
GSユアサと三菱商事,三菱自動車,リチウムエナジー ジャパン(LEJ)の4社は,三菱自動車の電気自動車「i-MiEV」に搭載しているLiイオン2次電池の再利用を目指し,2010年秋より京都市内で実証試験を開始すると発表した。
GSユアサでは今回の実証試験に合わせて,太陽電池とLiイオン2次電池,急速充電器を組み合わせた「PV-EVシステム」を開発し,このシステムにi-MiEVに搭載したLEJ製のLiイオン2次電池「LEV50」を再利用する。京都市内の駐車場などに一般ユーザーも利用できる形でPV-EVシステムを設置し,実証データを蓄積する計画である。
PV-EVシステムは,LEV50を搭載したパワー・コンディショナと太陽電池,GSユアサが2010年7月に発売予定の急速充電器「EVC-50KA」から成る(Tech-On!の関連記事)。通常は太陽電池からの電力で蓄電池を充電するが,蓄電池の残量が低下した場合は系統電源の利用も可能としている。蓄電池が満充電の場合には,太陽電池の余剰電力を系統電源に逆潮流する機能を備える。
GSユアサら4社は,車載用電池としての役割を終えた後のLiイオン2次電池の再利用について,これまで検討してきた。その結果,太陽光発電などの自然エネルギーの貯蔵や,産業用機器の電源など幅広い用途で再利用できると判断したという。残存価値のある車載用電池を再利用することで,電気自動車用Liイオン2次電池のコストダウンにつなげたいとしている。
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