米Microsoft Corp.は,デジタル民生機器などを想定する組み込み機器向けOS「Windows Embedded Compact 7」のプレビュー版を公開した。Windows Embedded Compactは,従来の組み込み機器向けOS「Windows Embedded CE」を改称した製品名であり,今回のCompact 7は,CE 6.0 R3の後継に当たる。Microsoft社はCompact 7で,ARMv7アーキテクチャやマルチコア構成への対応,動画や音楽といったコンテンツを扱う機能の追加などを行った。今回のプレビュー版は,Microsoft社の「Public Community Tech Previewプログラム」の下で入手できる。正式版の提供を2010年第4四半期に開始する予定。
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