トヨタ自動車は、2009年度通期(2009年4月~2010年3月期)の連結決算を発表した。売上高は18兆9509億円(前年度比7.7%減)、営業損益は1475億円の利益(同6085億円の改善)、当期純損益は2094億円の利益(同6464億円の改善)で、減収ながら黒字化を達成した。2009~2010年にかけて表面化した品質問題の販売への影響は想定よりも小さく、原価改善や固定費削減を着実に進めたことで、期初の赤字見通しから一転、黒字転換を果たした。
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