図1 フルHD対応で1万9800円の「UMA-HDDV-2」
図1 フルHD対応で1万9800円の「UMA-HDDV-2」
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図2 手に持った状態。タッチパネル・ディスプレイを備える
図2 手に持った状態。タッチパネル・ディスプレイを備える
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 韓国Hanwhaグループの日本法人であるハンファ・ジャパンは,1920×1080画素のいわゆる「フルHD」の動画を撮影できるビデオ・カメラ「UMA-HDDV-2」を発売した(図1,2)。価格は従来機と同じ1万9800円で,撮影機能などを追加した。同社の直販サイト「UMAZONe(うまぞん)」で販売する。

 二つの解像度の動画を同時に記録する「デュアル録画モード」機能を新たに搭載した。例えば,米GoogleInc.の動画共有サービス「YouTube」に低解像度の動画をアップロードする場合に,高解像度の動画からエンコードする手間を省ける。記録できる解像度の組み合わせは,1080pとWQVGA,もしくは720pとWQVGAの2種類。

 光学ズームは5倍で,焦点距離は35mmフィルム換算で41mm~207mm。このほか,10倍のデジタル・ズームを備える。有効画素数503万画素のCMOSセンサや,3.0型カラー液晶ディスプレイを搭載する。出力端子として,HDMIの 「TypeC」コネクタ,USB mini B端子を備える。

 動画の符号化方式はMPEG-4 AVC/H.264。記録媒体は別売のSDメモリーカード/SDHCメモリーカードを利用する。SDHCメモリーカードは最大16Gバイトまで対応する。内蔵メモリは128Mバイト。突起部を除いた外形寸法は,55mm×60mm×129mm。本体のみの重さはで約285gである。