「センサ一体型」や「LED1モジュールで60W相当」,パナソニック電工がLED照明器具を発表<訂正あり>
パナソニック電工は2010年3月8日,LED照明器具「EVERLEDS」シリーズの住宅向け新製品として,「LED FreePa ダウンライト」と「LEDダウンライト(HomeArchi)」を発表した(図1,発表資料1,発表資料2)。共に小型化や省エネ性の高さをウリとする。2010年4月から順次発売する予定である。
LED FreePa ダウンライトは,LEDモジュール4個を用いており,明るさは全光束で白熱灯60W相当,平均演色評価数(Ra)が80である。消費電力は7.4W。赤外線センサを搭載しており,消し忘れなどで人がいなくなると,LEDが自動消灯を制御して低消費電力化を図れるとする。赤外線センサを4個のLEDモジュールの中央部分に配置することで,埋込穴の直径は100mmに小型化したとする(図2)。赤外線センサを搭載する同社の従来品は,センサとLEDモジュールをそれぞれ別基板に実装していたため,埋込穴の直径は150mmであった。「LEDモジュールの性能向上だけでなく,回路や放熱設計を工夫することで実現した」(同社)とする。2010年7月21日に発売する予定で,価格は屋内用が3万9375円,屋外用が4万3050円(共にリモコンを付属する場合)。
LEDダウンライト(HomeArchi)は,LEDモジュール1個を用いた製品として,「白熱電球60形相当の明るさと,業界最小となる埋込穴の直径が85mmであるコンパクトなデザインを両立した」(パナソニック電工 常務取締役 照明事業本部 本部長の松蔭邦彰氏)。同社の従来製品では,6個のLEDモジュールを用いていたため,埋込穴の直径は100mmだった(図3)。Raは90で,消費電力は6.9W。光源の小型化に加えて,反射板設計を工夫することで,遮光角は従来の15度から30度に拡大した(図4)。これにより,ユーザーが使用する際のまぶしさを低減できるという。調光機能を備えない製品は,2010年4月21日に発売し,希望小売価格は2万9190円。調光機能を備える製品は,2010年5月21日に発売し,希望小売価格は3万2550円。
このほか,店舗向けに「LEDスポットライト」とオフィス向けに「LEDベースライト ストレートタイプ」を披露した。LEDスポットライトは,直下照度が6000lxでRaが92。2010年5月に発売し,「市場想定価格は2万円程度」(同社)という。LEDベースライト ストレートタイプは,「業界初」(同社)となる総合発光効率100lm/Wを実現した製品。2010年7月に発売し,「市場想定価格は17〜18万円程度」(同社)という。
パナソニック電工は,2010年度におけるLED照明器具の製品数(既存品含む)として,住宅向けが約280品種,店舗・演出向けが約460品種,ビル・オフィス向けが約120品種,景観・道路向けが約240品種となり,合計約1100品種を計画する。「2009年度は販売金額が100億円以上になる見込みだ。2010年には150億円,2012年には事業全体の15%以上となる350億円実現し,2015年には1000億円を狙いたい。LEDの性能アップ,コストダウンの状況によってはさらなる拡大を目指す」(同社の松蔭氏)。
なお,パナソニック電工はこれらの新製品を,2010年3月9〜12日に東京ビッグサイトで開催されるLED照明関連の展示会「LED Next Stage 2010」に出展する予定である。
記事掲載当初,パナソニック電工の松蔭邦彰氏の記載に誤りがありました。お詫びして訂正します。本文は修正済みです。












