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ミネベア,自社の既存技術を組み合わせて新しい入力デバイスを開発

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2010/03/02 18:38
中山 力=日経ものづくり
【図1】「COOL LEAF」のキーボード「Φ-QWERTY」。
【図1】「COOL LEAF」のキーボード「Φ-QWERTY」。
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【図2】「COOL LEAF」の計算機「Φ-Calcs」。カラフルな数字のブロックは,表面の写り込みを示すために配置したもの。
【図2】「COOL LEAF」の計算機「Φ-Calcs」。カラフルな数字のブロックは,表面の写り込みを示すために配置したもの。
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【図3】「COOL LEAF」のリモートコントロール機器「Φ-Remote」。
【図3】「COOL LEAF」のリモートコントロール機器「Φ-Remote」。
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 ミネベアは大阪大学大学院教授でデザイン・ディレクターの川崎和男氏と共同で,表面が平滑な新しい入力機器「COOL LEAF」を開発した。同社が従来,キーボードやライティングデバイス(導光板式バックライト),計測機器(フォースセンサ)などの設計・開発で培ってきた技術を組み合わせることによって実現したものだ。2010年3月2日,その具体例としてキーボード,リモートコントロール機器,電卓――を報道陣に公開した。

 COOL LEAFは,表面を1枚の平らな透明アクリル板で覆っており,凹凸や部品間の隙間がない。アクリル板の下には,東レが開発したハーフミラータイプの新素材フィルムを配置し,さらに静電容量式タッチパネルなどのセンサ部,導光板式バックライトと積層した構造だ。センサ部では,静電容量式タッチパネルに荷重センサを組み合わせることも可能だという。

 表面が平滑なため,表面や機器内部に汚れや埃が堆積しにくく,清掃も容易で清潔に保てる。非通電時は表面は鏡に近い状態だが,表面に触れることで電源が入り,文字や数字などが浮かび上がる。これは,インテリア性を高めるためのデザイン面だけでなく,医療現場や照明を暗くしたホームシアターなどでの利用を想定した機能面での効果にも配慮した結果だ。

 今後,パソコンのキーボードや家電製品などのリモコンだけでなく,他のデジタル機器や通信機器,住設機器,医療機器など幅広く入力装置としての用途を提案,開拓していく方針だ。さらに,ハプティックス(触覚フィードバック)や加速度センサなど付加機能の実装も視野に入れた開発を進めていく。

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