家電・モバイル ボリュームゾーンの最新動向を知る
 

【MWC続報】「LTEは小型品で攻める」,NECと京セラが体積12Lの小型LTE基地局を披露

佐伯 真也=日経エレクトロニクス
2010/02/22 20:40
印刷用ページ
図1 NECの開発したLTE基地局
図1 NECの開発したLTE基地局
[クリックすると拡大した画像が開きます]
図2 京セラの開発したLTE基地局。体積は左が12L,右が20L
図2 京セラの開発したLTE基地局。体積は左が12L,右が20L
[クリックすると拡大した画像が開きます]
図3 京セラが実施した無線伝送のデモ
図3 京セラが実施した無線伝送のデモ
[クリックすると拡大した画像が開きます]

 NECと京セラはそれぞれ,3.9世代移動体通信システム「LTE(long term evolution)」向けに,体積が12Lと小さい小型(マイクロセル型)の無線基地局を開発し,2010年2月15~18日にスペイン・バルセロナで開催された「Mobile World Congress 2010」で披露した。
 
 NECが開発したLTE基地局は,制御機能であるREC(Radio Equipment Controller)と送信アンプ機能のRE(Radio Equipment)を一体化したもの。共に外形寸法が420mm×230mm×130mm,重さが12kgである。消費電力は125W以下。「基地局のカバー範囲は2km程度を想定している。事業者の試験用や商業施設への導入を計画する。要望があれば,すぐにでも対応していきたい」(同社の説明員)という。

 京セラの開発品は,外形寸法や重さ,消費電力はNECの開発品と同一である。京セラは開発品のカバー範囲として,半径500m程度を想定する。「マクロセル型(大型)のLTE基地局が設置された後に,境界部分の電波状況を改善するために使用したい。もちろん,小規模施設での導入もありえる」(同社の説明員)という。なお,京セラは体積が20LのLTE基地局を出展しており,1.5Gz帯を用いた無線伝送のデモを実施していた。下りの最大データ伝送速度は50Mビット/秒だった。

 なお,NECと京セラは今回のLTE基地局を,共同開発したかどうかについては明らかにしていない。

【9月18日(金)開催】
高精細映像時代に向けた圧縮符号化技術の使いこなし方
~H.265/HEVCの基礎から拡張・応用技術とその活用における心得~


本セミナーでは高品質、高信頼、高効率に製品化するために標準化された高圧縮符号化技術、H.265/HEVCについて、その基盤となった符号化技術の進展から映像・製品特性に適切に圧縮符号化技術を使いこなす上で知っておきたい基本とH.265/HEVCの標準化、実装、製品化に向けた基礎及び拡張技術の理解と活用の勘所等について詳解します。詳細は、こちら
会場:中央大学駿河台記念館 (東京・御茶ノ水)
コメントする
コメントに関する諸注意(必ずお読みください)
※コメントの掲載は編集部がマニュアルで行っておりますので、即時には反映されません。

マイページ

マイページのご利用には日経テクノロジーオンラインの会員登録が必要です。

マイページでは記事のクリッピング(ブックマーク)、登録したキーワードを含む新着記事の表示(Myキーワード)、登録した連載の新着記事表示(連載ウォッチ)が利用できます。

協力メディア&
関連サイト

  • 日経エレクトロニクス
  • 日経ものづくり
  • 日経Automotive
  • 日経デジタルヘルス
  • メガソーラービジネス
  • 明日をつむぐテクノロジー
  • 新・公民連携最前線
  • 技術者塾

Follow Us

  • Facebook
  • Twitter
  • RSS

お薦めトピック

日経テクノロジーオンラインSpecial

記事ランキング