透明アモルファス酸化物半導体(TAOS)とそのディスプレイ応用に関する国際会議「International Workshop on Transparent Amorphous Oxide Semiconductors(TAOS 2010)」(東京工業大学 すずかけ台キャンパス)が2010年1月25日,開幕した。初日午前の基調講演では,韓国Samsung Electronics Co.,Ltd.,Senior Advisor,LCD DivisionのJun H. Souk氏が登壇し,同社が開発中のTAOSをチャネル材料に使うTFT(TAOS-TFT)について紹介した。「TAOS-TFTは次世代液晶ディスプレイ向けTFTの最有力候補であり,特性の改善を急ピッチで進めている。早期の実用化に向けて,開発をさらに加速させる」と語った。
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