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電気自動車開発のSIM-Drive、最初の試作車開発に参加する企業・団体を発表

2010/01/22 14:58
鶴原 吉郎=日経Automotive Technology
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図1 事業計画を発表するSIM-Drive会長の福竹總一郎氏
図1 事業計画を発表するSIM-Drive会長の福竹總一郎氏
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図2 試作する電気自動車のデザインイメージ
図2 試作する電気自動車のデザインイメージ
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 電気自動車開発ベンチャーのSIM-Driveは、量産を前提とした電気自動車を2010年末までに試作する「先行開発車事業第1 号」を開始したと発表した。この事業に参加する34団体が決定したことも併せて発表した。同社は、慶應義塾大学環境情報学部教授で同社社長の清水浩氏が過去30 年に培ってきた電気自動車技術を世界に広めることを目的に、2009年8月に設立された。

 先行開発事業第1号では、2013 年頃に大量生産することを目指した電気自動車の先行開発車を試作する。試作する電気自動車では、既存の電気自動車と同等の電池搭載量で、既存の電気自動車の約2倍にあたる航続距離300kmを目指す。ただし、長い航続距離が必要なのは市街地走行時ではなく、高速走行時であるとの認識から、この航続距離は、100km/h定速走行時を想定しているという。

 この数値を達成するために、伝達損失のないアウタロータ型のインホイールモータを採用するほか、車両の空気抵抗を大幅に減らすのことを目指す。空気抵抗を低減しながら車内空間を十分に確保し、かつ美しいデザインを実現するため、デザインディレクターに、イタリアPininfarina社でデザインディレクターを務めた奥山清行氏、チーフデザイナーに「Eliica」 のデザインを手がけた江本聞夫氏、デザインゼネラルマネージャーとして欧米やアジアでデザインビジネス経験のある畑山一郎氏が参加する。

 試作する電気自動車の候補としては、軽自動車、小型車、中型車、高級車などが考えられるが、実際にどのクラスの車種にするかは、今後参加団体による協議により決定する。

今回公表された参加団体は以下の通り。

IHI、いすゞ自動車、井上製作所、イリソ電子工業、岡山県、オリンパス、サンデン、セリオ、ダイナックス、田中貴金属グループ、帝国ピストンリング、THK 、東京電力、台湾TECO Electric & Machinery社、東特塗料、鳥取県、ナノオプトニクス・エナジー、西三河開発株式会社、ニッカン工業株式会社、日本航空電子工業株式会社、パイオニア、東日本電信電話、ベネッセホールディングス、三井物産、ミツイワ、三菱自動車工業、三菱商事

 ほかに、名前を公表しない企業を含めた合計は34 団体と発表されている。名前を公表しない企業の中には、複数の電池メーカーや、自動車部品メーカーが含まれているという。なお、今回の参加団体募集に間に合わなかった企業から、次期の先行開発車事業を望む声が増えており、同社は2010 年夏頃をめどに、事業第2号を開始することを計画しているという。

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