写真1 米NeuroSky社が10月から国内発売する脳波検出機能付きBluetoothヘッドフォン「MindSet」
写真1 米NeuroSky社が10月から国内発売する脳波検出機能付きBluetoothヘッドフォン「MindSet」
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写真2 脳波の状態を表示する「Brainwave Visualizer」の画面
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写真3 脳波を使って操作するゲーム「The Adventures of NeuroBoy」。「燃えろ」と念ずるとクルマなどが燃え出したり,リラックスするとモノを浮かべたりできる
写真3 脳波を使って操作するゲーム「The Adventures of NeuroBoy」。「燃えろ」と念ずるとクルマなどが燃え出したり,リラックスするとモノを浮かべたりできる
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写真4 東京ゲームショウ 2009の同社ブースは多くの注目を集めていた
写真4 東京ゲームショウ 2009の同社ブースは多くの注目を集めていた
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 低コストの脳波検出技術を開発しているシリコンバレーのベンチャー企業,米NeuroSky, Inc.が脳波検出技術を組み込んだBluetoothヘッドフォン「MindSet」を2009年10月中旬に国内発売する。同社は,2009年9月24日~27日に千葉・幕張メッセで開かれた「東京ゲームショウ 2009」会場にブースを構え,MindSetをデモし,多くの注目を集めた。

 MindSetはプロファイルとしてA2DPに対応したBluetooth対応のヘッドフォン,マイク機能と脳波検出機能を備える。脳波の状態から集中度やリラックス度といった状況を検出可能で,それらを使って操作するゲームなどへの応用をまずは目指している。今回の製品にはサンプルとして,パソコン上で脳波を視覚化して表示するソフトウエア「Brainwave Visualizer」,脳波を使って操作するゲーム「The Adventures of NeuroBoy」が同梱される。今後,同社のサイトから追加のソフトウエアをダウンロード提供するという。

 また,MindSet向けのソフトウエアを開発するためのSDK「MindSet Development Tools」を無償提供する。SDKはWindowsとMac OS X環境で動作する。

 パソコンに接続するために,USB接続のBluetoothアダプタも同梱する。価格は2万4800円で,同社のWebサイト(http://www.neurosky.jp/)経由で販売する予定だ。