米Intel Corp.の開発者会議「Intel Developer Forum 2009」（IDF2009）が米国時間の2009年9月22日に開幕した。最初の基調講演に立った同社 President and CEOのPaul Otellini氏は，「1997年を振り返ると，IDFの参加者の60％はパソコン関連メーカーから来ていた。しかし今回の4000人の参加者のうち，パソコン関連メーカーから来ているのは20％に過ぎない。家電や通信，ソフトウエア関連の参加者が多く参加するようになった。“パーソナル・コンピュータ”から“パーソナル・コンピューティング”へ，という我々の大きな変化を表している」とした。Otellini氏はこの基調講演で，「ムーアの法則」が今後も続くと強調し，32nmプロセスでの製造を開始したことを発表した。最初の32nm品として，現行の45nm品である「Nehalem」（開発コード名）世代のマイクロアーキテクチャを踏襲した「Westmere」（開発コード名）世代のマイクロプロセサを2009年第4四半期に出荷する。
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