図1 「CELL レグザ」のロゴ・マークと製品イメージ写真
図1 「CELL レグザ」のロゴ・マークと製品イメージ写真
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図2 東芝 デジタルメディアネットワーク社 社長の大角正明氏
図2 東芝 デジタルメディアネットワーク社 社長の大角正明氏
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 東芝は2009年9月16日,東京都内で開催された液晶テレビの新製品発表会で,ソニーや米IBM Corp.と共同開発したマイクロプロセサ「Cell Broadband Engine(以下Cell)」を搭載する液晶テレビ「CELL レグザ(REGZA)」を,2009年度の第3四半期(10~12月)に国内市場に投入すると発表した。「東芝の持っている映像技術,ストレージ技術,ネットワーク技術を集結した,本当の意味での東芝のフラッグシップ・モデルになる。究極のエンタテインメント・マシンと思っている。映画館で見るよりも感動を覚えるテレビだ。カラー・テレビを初めて見たときの衝撃を超える喜びを体感いただきたい」(東芝 デジタルメディアネットワーク社 社長の大角正明氏)と語った。

 会場では,CELLレグザのロゴ・デザインが紹介された。「レグザでありながらレグザを超える究極のテレビ。Cellレグザという存在は“知能”。それは華美なものではなく,実にシンプルなもの。その思いからこのロゴが生まれた」(東芝の大角氏)と説明した。

 なお,CELL レグザの具体的な仕様については,「近日中に別途,説明する場を設ける」(同社の大角氏)とした。価格についても「かなり高いということでご理解いただきたい」と述べるにとどまった。