九州電力グループで電気機械器具の製造・販売を手掛けるキューキは、電気自動車(EV)向け急速充電器を発売した。この充電器は、九州電力が2006年度から開発・実証実験に取り組み、キューキが商品化したもの。AC-DCコンバータの直流電源部と充電スタンド部が分離している「分離型」と両者を一体化した「一体型」の2種類があり、分離型には塩害を受ける離島や沿岸部などに適した耐塩タイプも設定した。出力は30kWと50kWの2種類で、一体型は30kWのみ。出力50kWの分離型には1台の電源で2台のスタンドに対応するタイプもある。
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