島津製作所は,燃料電池内の酸素濃度の分布を光学的に計測し,リアルタイムで可視化する装置「燃料電池酸素濃度可視化装置 FC-O2モニタ」の発売を2009年9月1日から開始する。同装置は,新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の平成17~19年度技術開発プロジェクト「固体高分子形燃料電池内の物質・反応分布の分析・可視化システム開発とMEA・セル設計への応用」の研究成果を基にして,同社が実用化装置として開発したもの。同プロジェクトには,山梨大学,早稲田大学,島津製作所,富士電機アドバンストテクノロジー,日立製作所,東京エレクトロンの2大学4企業が参加した。
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