中国Suntech Power Holdings Co. Ltd.の子会社であるサンテック パワー ジャパンは,同社の太陽電池を扱うヤマダ電機の店舗数が,現在の約50店から全店(約450店)に拡大すると発表した。サンテック パワー ジャパンは,2009年内に日本でのシェアを10%に高める目標を掲げており,今回の販売店舗数拡大で「目標の達成に近付くことができる」(サンテック パワー ジャパン)。

 サンテック パワー ジャパンはこれまで,ウエストホールディングスの子会社のハウスケアが販売を担当するヤマダ電機の約50店舗に,太陽電池を供給していた(関連記事)。今回,ウエストホールディングスとヤマダ電機の合弁会社であるヤマダ電機ソーラーエナジーが,ヤマダ電機の約400店で太陽電池の見積もりや施工を実施するのに合わせて,ここにも太陽電池を供給することになった。

 サンテック パワー ジャパンの太陽電池モジュールは,単結晶Siセルを使っており,モジュール変換効率は14.1%で出力は180Wになる。販売価格は「日本の他社と同等」(同社)だが,25年の出力保証を付けて差異化を図っている。