米OmniVision Technologies, Inc.は,同社のBSI(裏面照射:backside illumination)技術「OmniBSI」を適用したCMOSイメージ・センサーの量産を相次いで発表した。デジタル・カメラやビデオ・カメラに向けた500万画素の「OV5653」のほか,携帯電話機やゲーム機向け500万画素の「OV5650」,200万画素の「OV2665」である。いずれも画素ピッチは1.75μm。表面照射型のCMOSセンサーと比較して,低照度環境下での撮影能力を高められるとした。感度が1400mV/lx・秒以上と高く,S/N(信号対雑音比)は表面照射型の2倍以上に改善したという。量産時期は2009年後半としている。
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