日本電波工業は,縦2.5×横2.0×高さ0.9mmと小型で0.8Vと低い電圧で駆動できるクロック用水晶発振器「NZ2520SF」を開発し,2009年10月から量産出荷する(図1)。小型で低電圧駆動を実現し,駆動電圧は従来品の約50%減としたことに加え,消費電流を最大で40%削減。それにより消費電力が最大で約70%減らせた。多機能化が進む携帯電話機や携帯型オーディオ・プレーヤー,PND(Personal Navigation Device),ノートパソコンなどの携帯型機器の連続使用時間の延長や環境負荷の低減に役立てられる。
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