メール・アカウント設定はメール・アドレスとパスワードを入力
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GMailから取り出した日本語のメールは文字化けしている
GMailから取り出した日本語のメールは文字化けしている
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Windows Live Hotmailのアカウントは自動認識しなかった
Windows Live Hotmailのアカウントは自動認識しなかった
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Yahoo! Mailのメールは日本語が正しく表示された
Yahoo! Mailのメールは日本語が正しく表示された
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 続いてメールを操作してみる。最初にメールを起動すると,アカウントの登録が要求される。Palm Preでは「Gmail」,米Yahoo! Inc.の「Yahoo! Mail」,米Microsoft Corp.の「Windows Live Hotmail」が使えるというので,まずはGmailのアカウント情報を登録した。

 登録自体は簡単で,アカウント名と利用しているパスワードを入力するだけだ。これで自動的にメール・ボックスを更新し,電子メールが使えるようになる。ただ残念ながら,日本語で書かれたタイトルと内容は文字化けしてしまい,とても読める状態ではない。さすがに最近開発されたOSで国際化を全く考えずに実装しているとは考えがたいので,想定していないエンコーディングで送られてきているのではないかと考えられる。

 実際,よく見てみると一部は日本語が正しく表示されているものもある。本文がHTMLメールで記述されている場合,その解釈結果を表示するので日本語でも表示ができているのだ。そこで別のアカウントを追加してみることにした。

 Palm Preではアカウントの追加と削除も任意のタイミングで実施できる。まずはWindows Live Hotmailで,日本語版のアカウントを追加してみた。しかし,アカウントとパスワードを入力しても認識されず,POP3アカウント設定が必要になった。日本語版ではなく,英語版でアカウントを作ってみたが,それもうまくいかなかった。POP3アカウントをMicrosoft社の説明通りにしてみたものの,アクセスに失敗し続けたので断念した。

 次にYahoo! Mailのアカウントを作成し,登録してみた。まずドメイン名を「rocketmail.com」で試してみたが,やはりPOP3アカウントとして認識されてしまう。しかし,「yahoo.com」ドメインのメール・アカウントであれば,アカウントとパスワードの指定だけで設定できた。試しにこちらで日本語を含むメールを送ったところ,正しく表示されていた。このことから考えると,Gmail側のエンコーディングの実装に問題がある可能性もある。

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