日立製作所は,多数の小型プロジェクタを用いてレンズ・シートに画像を重畳投影することで,解像度と立体感のトレードオフ関係を打破した,裸眼の立体映像表示システム(インテグラル・イメージング方式)を「SID 2009」で発表した(論文番号:41.2)。LEDプロジェクタ93台を用いて,400mm×200mmの範囲に800×400画素のフルパララックス(上下左右に視差を持つ)な立体映像を表示することができる。その周辺部にも,解像度は落ちるものの同様の立体映像を表示可能である。
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