データベース管理ソフトウエアのメーカーである米Oracle Corp.とプログラミング言語Javaの開発などで知られる米Sun Microsystems, Inc.は2009年4月20日,Oracle社がSun社を買収することで最終的に合意したと発表した。

 買収金額は1株あたり9.5米ドルの総額約74億米ドル。Sun社が持つ現金や負債を考慮すると,実質的には約56億米ドルでの買収になるという。Oracle社社長のSafra Catz氏は「この買収により,最初の年に15億米ドル,次の年に20億米ドルの利益の増加が見込める」と述べている。