Siファウンドリー最大手の台湾Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd.(TSMC)は,従業員200人超を削減したと発表した(発表資料)。「業務緊縮」を理由に2008年12月から2009年3月にかけて二百数十人の削減を進め,2009年4月1日に従業員側と合意が成立したという。TSMCは今回の退職者に退職金を割増支給するとともに,2009年4月3日に失業給付を受けるのに必要な「非自願離職證明書」を発送したとする。

 なお,TSMCが2009年3月に発表した業績予想によれば,同社の2009年1月~3月期の売上高は前年同期比で約60%減の360億~380億台湾ドルになる見通し。