【SPIE】EB直描向けLSI設計環境の構築に向け,米D2Sら20社が「eBeam Initiative」を設立
電子ビーム(EB)直描方式のLSI製造に向けた設計環境の構築へ,半導体業界が動き出した。米D2S, Inc.ら20社は,EB直描に最適化したLSI設計環境「design for e-beam(DFEB)」の開発と適用を促進するための業界団体「eBeam Initiative」を設立した(リリースのpdf,同団体のホームページ)。
DFEBでは,EB直描によるLSI製造のスループットを向上できる。2008年10月に富士通マイクロエレクトロニクス,イー・シャトル,D2Sの3社が同技術の共同開発に乗り出した(Tech-On!関連記事1)ほか,2009年1月には同技術でD2S,ドイツVistec Electron Beam GmbH,フランスCEA/Letiが協業することを決めていた(Tech-On!関連記事2)。
eBeam Initiativeの設立メンバーは次の通り。アドバンテスト,台湾Alchip Technologies, Inc.,米Altos Design Automation Inc.,米Cadence Design Systems, Inc.,CEA/Leti,D2S,大日本印刷,イー・シャトル,米eSilicon Corp.,米Fastrack Design, Inc.,富士通マイクロエレクトロニクス,米Magma Design Automation, Inc.,米Tela Innovations社,凸版印刷,米Virage Logic Corp.,ドイツVistec Electron Beam Lithography Group。このうち,ステアリング委員会を,アドバンテスト,CEA/Leti,D2S,イー・シャトル, 富士通マイクロエレクトロニクス,Vistec Electron Beam Lithography Groupが構成する。D2Sは事務局を兼任する。
さらに,米D. E. Shaw Research社,eSilicon,米PMC-Sierra社,米Qualcomm Inc.,伊仏STMicroelectronics社からアドバイザーを招聘する。
eBeam Initiativeの複数のメンバー企業は,既にEB直描の効果を実証するための協業を進めており,45nmと32nm世代のテスト・ウエーハを試作している。この成果は,2009年2月22〜27日に米国サンノゼで開催中の「SPIE Advanced Lithography 2009」で,「Cell Projection Use in Maskless Lithography for 45-nm and 32-nm Logic Nodes」と題して発表される。













