ヤマハ発動機は,洗浄液やクーラント液に混入する油分を比重差によって分離・回収する油水分離装置「Pattol」シリーズを改良し,2009年3月1日に発売する(図)。新シリーズでは,アルカリ洗浄や工作機械のクーラント処理,熱処理,排水処理といったさまざまな分野で使えるように,すべての機種で分離槽をステンレス鋼(SUS304)製とした。製造業や金属加工業などでの加工・洗浄工程で発生する油分のほか,発電所の動力冷却水や土壌地下水に混入した油分などを回収できる。
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