【ナノテク展】Fraunhofer研が使い捨て電池,印刷技術で製造
ドイツの研究機関Fraunhofer Research Institution for Electronic Nano Systems(ENAS)は「nano tech 2009 国際ナノテクノロジー総合展」に,印刷技術だけで製造したフレキシブルな1次電池を出展した。電池の材料には亜鉛マンガンを用いており,環境に優しいという。コストは1個数円と安い。一度切りの使い捨てという使い方を想定する。
電池は1個当たり出力1.5V,10mAhの容量を備える。直列につなぐと6Vまで電圧を上げられる。想定する用途は,体に張り付けて体温や脈拍などの情報を読み取る医療用パッチや,カード型センサへの給電など。2009年第4四半期には実用化できる見込みという。
Fraunhofer ENASはこの電池だけでなく,さまざまな電池デバイスを印刷プロセスで製造することを目指しているとする。具体的には,2次電池,フレキシブルなディスプレイや太陽電池,RFIDなどである。
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