米Micron Technology, Inc.は,2008年12月4日締めの四半期決算を発表した(PDF形式の発表資料)。売上高は前年同期比9%減,前期比3%減の14億200万米ドルだった。営業損失は6億7200万米ドル,純損失は7億600万米ドルで,赤字幅は前期の約2倍に拡大している。

 メモリ製品の売上高は前期に比べて4%落ち込んだ。出荷数量増を単価の下落が相殺したという。容量換算でDRAMの出荷量は前期比35%増,NANDフラッシュ・メモリは同40%増となったが,平均販売単価はDRAMで34%,NANDフラッシュ・メモリで24%低下した。

 なお,CMOSセンサの売上高は前期並みで,粗利益率も堅調という。